Arch Lnux 上の KDE に uim & mozc な環境を構築する
今回は Arch の中の KDE に日本語環境を整える。
用いるのは uim と mozc とする。
mozc は google 日本語入力のオープンソース版なので、ちょっと足りない部分(例:りっすん→listen や、あいふぉん→iPhone 等ができない)があるが、基本的な変換精度は信頼できると思う。
というわけで導入方法。
$ pacman -S uim $ yaourt -S mozc uim-mozc
で、インストールする。
そしたら ~/.xinitrc ~/.xprofile ~/.xsession の全てに以下のものを書き込む。
export XMODIFIERS='@im=uim' export GTK_IM_MODULE=uim export QT_IM_MODULE=uim export XIM_PROGRAM=/usr/bin/uim-xim uim-xim & uim-toolbar-gtk-systray &
arch wiki にはどれか一つだけでいいような書き方をしているが、自分の場合はなんとなく全てに書いたらうまく行ったのでこうメモしておく。
なお、一番最後の行の -systray をなくせば windows でいう言語バーを最小化してない状態になるし、gtk は gtk3 と qt に書き換えても動く。それぞれに対応しているが、多分どれでも大した違いは生まれないと思う。
これで再起動すれば右下あたりに何か変なのが表示されていると思う。
それを右クリックして Preference 、設定をクリックすればこんな画面がでてくると思う。
この Global settings と Mozc 、Mozc key bindings のところをいい感じに設定すれば自分好みのものになる。
自分は Global settings の
Input method deployment の Enabled input methods を mozc だけにし、
Visual preference の Candidate window type を Vertical にして、
Mozc の
Toolbar の Default input method を Direct input に、Input mode menu items を "Direct input", "Hiragana" に、Default kana input method を Romaji に、Kana input method menu items を "Romaji"に。
Mozc key bindings の
[Mozc on] を "Henkan_mode" (変換キー) に、
[Mozc off] を "Muhenkan" (無変換キー") に変えている。
あくまで日本語入力も Mac 風にいこうと。まだ Mac もってないけど。
わりと急ぎ足で書いたのでどこか抜けてるかも。動かないとかここ間違ってるって指摘があればコメントで教えてくれると幸いです。